製造業の企業様にとって、モノづくりにつきものである排水の確実な処理は、事業継続を左右する重要な問題の一つです。当社は排水処理に特化した、国内でも数少ないスペシャリスト集団。1987年に創業者自身が大手メーカーで開発した薬剤を用いて、活性汚泥処理設備の改善、並びに、運転管理の正常化を図る企業として、独立起業したのが始まりです。その後、「微生物を使った環境負荷の少ない排水処理方法」に注目し、そのための前処理薬品と、高効率な微生物処理設備を開発しました。従来の方法に比べ、処理後に残る余剰汚泥を減量し、処理コストを削減するのが特長で、自動車関連を中心に、食品、化成品などを扱う企業様から支持をいただいています。生き物の力を借りた排水処理技術は高難度の技術が必要ですが、当社は、薬品や設備という「モノ」だけでなく、運用まで含めた「排水処理そのもの」をまるごとお引き受けして、現場ごとに、また日によっても質が異なる排水を確実に処理。結果という「メリット」に対価をいただくという信念で、今日まで歩んでまいりました。2代目として、この信念を今後も大切に、自動車の水性塗料やフッ素の除去といった新たなニーズにお応えすべく、さらなる研鑽を重ねてまいります。
代表取締役 藤野 芳鹿
日本アルシー：社名の由来
アルシー（ALΣi）の社名には、
地球環境と生活を科学する会社
（Atomospherical Life Science Industry）と、
全員総和の結実美（All Summation i）という
2つの意味を込めています。
環境方針：基本理念
日本アルシーは、環境の保全を使命とする
総合廃水処理会社として、
すべての人と企業活動から発生する汚水の微生物処理を通じて環境への負荷の抑制に努め、
人の健康の維持と地球環境の保全に、積極的に貢献します。
環境方針：行動指針
- 1
- 当社の製品とサービスを提供することにより、お客様の環境改善を図ります。
- 2
- 事業活動に伴い発生する廃棄物を適正に管理します。
- 3
- 事業活動の各段階において、省資源・省エネルギーに努めます。
- 4
- 環境関連の法規制や条例及び組織が同意するその他の要求事項を遵守します。
- 5
- 環境教育活動を継続的に実施し、環境保全意識の普及を推進します。
- 6
- 事業活動を通じて、顧客をはじめ利害関係者に対し、事業に伴う環境配慮事項についての具体的計画及び施策等を積極的に働きかけます。
- 7
- この環境方針を達成するため、環境目的・目標を設定し、維持していくことにより汚染の予防を図ります。また、環境目的・目標を含めた環境マネジメントシステムの各要素を定期的に見直すことにより、継続的改善を図ります。
